あなたがiPhoneで音楽を聴くのは、いつ、どんな場所でしょうか?
通勤中の電車の中で聴くことが多い場合は、Bluetooth接続できるノイズキャンセリングイヤホンがおすすめです。
Contents
Bluetoothとは?
Bluetoothは対応した機器同士を、無線(ワイヤレス)で接続するための方法です。
iPhoneはBluetooth接続が可能なため、Bluetooth対応のイヤホンと無線接続が可能です。
ノイズキャンセリングとは?
アクティブノイズキャンセリング機能のあるイヤホンには、周りの騒音を拾うためのマイクが内臓されています。
マイクから拾った騒音と逆位相の音をイヤホンから出すことで音を打ち消し、騒音を聞こえにくくする機能です。
→ノイズキャンセリングの種類についてはこちらの記事でも紹介しています。
こんな人におすすめ(メリット)
ケーブルが絡まりにくい
Bluetoothを使い無線になるため、通常のイヤホンに比べケーブルが絡む心配が少ないです。
iPhoneの操作もしやすい
無線なのでiPhoneの操作の邪魔になりません。
ポケットやカバンの中から取り出す際にもケーブルに邪魔されることはありません。
電車内などの騒音が多い場所でも使える
ノイズキャンセリングがあるため、騒音にも強いです。
特に一定量の騒音が継続して発生する電車内などでは、非常に効果があります。
iPhoneを取り出さずに音楽アプリの操作が可能
リモコン内蔵であれば、音楽アプリの操作のためにiPhoneを取り出す必要はありません。
音量の調節や曲のスキップなどはリモコンで操作可能です。
iPhoneを取り出さずに通話が可能
通話用マイク内臓のイヤホンであれば、iPhoneを操作しなくても通話が可能です。
こんな人にはおすすめしません(デメリット)
ハイレゾを含む高音質で音楽を楽しみたい。
Bluetoothかつノイズキャンセリングに対応したイヤホンにはハイレゾ対応のものが現在ありません。
また、「サー」というホワイトノイズが発生する場合もありますので、原音に忠実な高音質での再生は期待できません。
今まで使っていたお気に入りのイヤホンを使い続けたい
ノイズキャンセリング対応イヤホンは、イヤホン本体に騒音を拾うためのマイクが必要となります。
そのため、イヤホンは専用のものしか使用できません。
リズム系ゲームなどで遊びたい。
Bluetoothには音の遅延があります。
そのため、音楽に合わせて操作が必要なゲームには不向きです。
Youtubeなどの動画を見たい。
リズム系ゲームと同じ理由になりますが、音の遅延があるため、映像と音がずれてしまうことがあり、動画の視聴には向きません。
iPhone以外のBluetoothに対応していない機種との接続を考えている。
Bluetooth接続が可能ではありますが、逆にBluetooth接続以外は対応していません。
Bluetoothに対応したプレイヤー以外では使用できません。
選ぶ基準
iPhoneとの接続を考えるのであれば、最低でも以下の基準をクリアしたものを選びましょう。
BluetoothはAACに対応しているものを選ぶ
iPhoneとの接続はAACがおすすめです。
音質の劣化や、音の遅延を極力低減してくれます。
BluetoothのバージョンはVer.3以上を選ぶ
Bluetoothのバージョンは最低でもVer.3以上を選びましょう。
通信スピードや、バッテリーのもちなどの性能はVer.3以上の方がよいとされています。
おすすめイヤホン
選ぶ基準を満たした商品を3点紹介します。
SoftBank SELECTION『Smart Quiet WS-7000NC』
SoftBank SELECTIONから発売されている『Smart Quiet WS-7000NC』です。
他のイヤホンと比べると、ノイズキャンセリングの効果は多少劣りますが、Bluetoothのバージョン4.0に対応し、本体についているリモコン機能も使いやすいと感じました。
ノイズキャンセリング機能は、騒音を94%カットしてくれます。
コストパフォーマンスに優れたイヤホンです。
SONY『MDR-EX31BN』
SONYはノイズキャンセリング機能を持つイヤホンを数多く出しています。
『MDR-EX31BN』のノイズキャンセリング機能は、騒音を98%カットしてくれます。
bluetoothのバージョンが3.0となるため、そこだけがネックです。
Bose『QuietControl 30』
ノイズキャンセリングの元祖ともいえるメーカーがBOSEです。
『QuietControl 30』ではノイズキャンセリングの効き具合を自分で調整できるようになりました。
最大レベルにした場合は、他のどのノイズキャンセリングイヤホンよりも効果が期待できます。
ネックバンド式となっており、ネックバンドに本体が内蔵されています。
ネックレスのように首にかけるタイプのため、服装や、バッグを肩にかける場合によっては邪魔に感じることがあるかもしれません。
購入を検討する場合は、音だけではなく、つけ心地もチェックしましょう。
価格はかなり高くなってしまいますが、検討の価値は十分にあります。
まとめ
Bluetoothに対応したノイズキャンセリングイヤホンは思いのほか商品数が少ないです。
ノイズキャンセリング機能の性能差や音質の違いがあるため、購入前には家電量販店や専門店などで視聴されることをおすすめします。
あとがき
私は紹介した3点のうち、SoftBank SELECTION『Smart Quiet WS-7000NC』がコストパフォーマンスに優れたイヤホンと感じ、購入を決心するところまでいきました。
しかし、そのとき訪れていた家電量販店ではまさかの在庫切れ。
「今の自分に必要なイヤホンは別にあるのではないか?」と逆に運命的なものを感じてしまいました。
その後、新たなイヤホンを探すことになるのですが、この続きは別の記事で紹介したいと思います。