年齢を重ねるにつれ、持ち物には「手軽さ」だけでなく「確かな質」を求めたくなるものです。特にオーディオ環境は、仕事中の集中力や移動中のリラックスタイムを左右する重要な要素。
「本格的なプレーヤー(DAP)を持ち歩くのは重いが、音には妥協したくない」。そんなこだわりを持つ大人への答えが、FiiOのフラッグシップBluetoothレシーバー「BTR17」です。
1. オーディオファンが「FiiO」を信頼する理由
製品の紹介に入る前に、メーカーであるFiiO(フィーオ)について触れておかなければなりません。かつて「安かろう悪かろう」と言われたイメージを、圧倒的な技術力とコストパフォーマンスで塗り替えたのがこのブランドです。
- 世界トップクラスの実績: 今やオーディオ業界でその名を知らない人はいない実力派ブランドです 。
- 妥協のない設計: 最新チップをどこよりも早く、完璧なビルドクオリティで形にする姿勢は、大人のユーザーからも絶大な信頼を得ています 。
- 品質へのこだわり: 梨地加工のアルミボディに代表される質感の高さは、単なる電化製品を超えた「道具」としての風格を備えています 。
2. 私がBTR17を選んだ理由:利便性と音質の「二刀流」
数あるデバイスの中でなぜBTR17だったのか。それは、私のライフスタイルにおける「二つの欲求」を完璧に満たしてくれたからです。
移動中は「安全」と「お気に入り」を両立
移動中、スマホから有線ケーブルが伸びているのはやはり邪魔に感じます。何かに引っかかる危険もありますし、動作が制限されるストレスは意外と大きいものです。しかし、だからといって音質に妥協して完全ワイヤレスイヤホンに乗り換えるのではなく、「お気に入りの有線イヤホンを自由なスタイルで使いたい」という願いがありました。BTR17は、ワイヤレスでありながらCD品質を損なわない最新コーデックに対応しており、このジレンマを解消してくれます 。
落ち着いた場所では「デスクトップ級」のパワーを
一方で、カフェや書斎など落ち着いた場所では、USB-DACとして有線接続に切り替えます。BTR17は独立した給電ポートを備えており、外部電源を接続して「デスクトップモード」を起動すれば、さらにパワフルにイヤホンを駆動してくれます 。「外では身軽なワイヤレス、腰を据えたら最強のアンプ」。この二刀流の使い分けこそ、私が求めていた理想の形でした。
3. 雑味を削ぎ落とした「真にクリアな音」
実際に聴き比べて感じたのは、圧倒的な「透明感」です。
- 本来の音を際立たせる表現力: 雑味が徹底的に排除されたことで、音源本来の良さがダイレクトに耳に届きます 。
- 待望の「4.4mmバランス接続」に対応: 一般的な3.5mmアンバランス出力に加え、4.4mmバランス出力を搭載しています。バランス接続を利用することで、左右の音がより明確に分離され、さらに広がりと力強さのある音響体験が可能になります。
- 愛機 SHURE SE425 との相性: 私が長年愛用しているイヤホンは、SHUREのSE425です。フラットな特性を持つSE425に余計な色付けをせず、解像度だけを劇的に引き上げてくれる感覚は、BTR17ならではの体験です 。

イヤホンケーブルはonsoの05シリーズ(MMCX、3.5mm3極L字)を使用。
4. 所有欲を満たす「操作感」と「運用術」
- 直感的なボリュームホイール: 指先で音を操るアナログな操作感は格別です。さらに、ホイールを押し込むことで曲の再生・停止が可能。画面を見ずに操作できるこの仕様は、移動中に非常に重宝します 。

- 未来を見据えたバッテリー設定: 私は専用アプリで「充電を80%で止める設定」にしています 。寿命を延ばし、将来的にバッテリーが弱った後は、据え置きDACとして活用する。そんな「一生モノ」の使い方ができる設計です。
5. 購入前に知っておくべき注意点
- iPhoneとの距離感(重要): Bluetooth接続時、iPhoneのすぐ近くに置くと稀にノイズが入ることがあります。電磁波の干渉を避けるため、スマホと少し距離を離して配置するのがクリアな音を維持するコツです。
- サイズ感: 厚みがあるため、ポケットに入れると膨らみが気になります 。有線ケーブルの取り回しも含め、スマートな持ち歩き方を見つける楽しみもあります。付属のケースを使う場合は更に一回り大きくなってしまいますが、本機を傷から守り、運用のバリエーションを増やすことが可能です。


結論:お気に入りの有線イヤホンに「新しい命」を
ワイヤレス全盛の今だからこそ、お気に入りの有線イヤホンを眠らせておくのはもったいない。
BTR17は、有線接続時の「圧倒的な駆動力」と、Bluetoothの「利便性」を極めて高い次元で両立しています 。約4万円という投資は、その性能と高級感を考えれば、間違いなくコストパフォーマンスに見合う「アリ」な選択です。
あなたの愛機に、BTR17でもう一度「最高の舞台」を用意してみませんか?
FiiO|BTR17
Bluetooth接続とUSB接続の二刀流で、お気に入りのイヤホン・ヘッドホンを楽しみましょう。
本体カラーはBlackとBlueの2色展開です。
